ほっぺたの肉 落とす

線維芽細胞の役割って?

線維芽(せんいが)細胞という名前の細胞を聞いたことがある方はいますか?

 

聞いたことがあるという人はおそらくテレビや新聞で、iPS細胞や再生医療関連のニュースや記事を読んだという方だと思います。
繊維芽細胞は傷や人体組織の修復と深く関係している細胞であり、人体のあらゆる場所に存在しています。

 

怪我などをしたときには、細胞修復の要と言って良い細胞です。
ただ、小中高の教科書などでは「傷を直す働き=血小板」で覚えてしまっているし、繊維芽細胞の名前はほとんど出てこないので、あまり良く知られていません。
今回は繊維芽細胞について説明したいと思います。

繊維芽細胞はあらゆる細胞になれる!

繊維芽細胞は、再生医療の基本と言える細胞です。

 

繊維芽細胞は怪我をして皮膚が傷ついたときは皮膚に変わり、肉離れになったときには筋肉になり、骨折をしたときには骨になります。

 

このようにありとあらゆる細胞になれる万能細胞で、これがないと怪我が治らないといっても過言ではないと思います。

 

ちなみに、繊維芽細胞と一言で言っても存在する部位や場所によって性質が微妙に違うので、一種類の細胞というわけではありません。

 

いうなれば、様々な細胞の元となる似た性質をもつ細胞を合わせて繊維芽細胞と読んでいるだけなのです。

 

また、繊維芽細胞はいきなり筋肉や骨になるわけではありません。繊維芽細胞はとても小さな細胞なので、単体で他の細胞に代わることはできません。
他の繊維芽細胞とつながったり、コラーゲンを生成して、修復に必要な肉芽細胞に変化していきます。
その肉芽細胞がその場所に応じて少しずつ代わっていき、最終的に筋肉や骨、神経細胞に変化するのです。

美容においても重要な繊維芽細胞!

美容の面においても繊維芽細胞は真皮で非常に重要な役割を果たします。

 

繊維芽細胞は美容の面で重要なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する元となる細胞です。

 

繊維芽細胞の働きが活発なときはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の新陳代謝がスムーズになされて、弾力やハリのあるみずみずしいお肌を保ちます。
しかし、繊維芽細胞は老化や紫外線などのダメージにより衰えていきます

 

繊維芽細胞が衰えると、新陳代謝が鈍るので、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成されなくなり、弾力を失ったり、水分がなくなって乾燥した肌になってしまいます
つまり、若々しくきれいな肌を保つには繊維芽細胞がとても大事なのです。

 

肌における繊維芽細胞の働き

 

お肌の繊維芽細胞には3つの働きがあります。

  • 真皮成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を生成
  • 細胞分裂をして、繊維芽細胞を増殖
  • コラーゲンを束ねて、真皮の構造をつくる

まとめ

繊維芽細胞はありとあらゆる細胞に変化する、人体には無くてはならない細胞です。

 

美容の面においては、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを生成するなど肌をきれいに保つのにとっても重要な役割を持っている細胞です。
紫外線などのダメージを受けないようにスキンケアや対策をしっかりとするなど、繊維芽細胞を減らさないようにしましょう。